Profile
Concert
Lesson
Photo
Contact

Lesson

 音大の大学院を修了し、そのまま留学を、と動いていたもののどこかにある種の限界というものを感じていました。
名実共に世界の一流奏者がどうしてあのように弾けるのか、どうして日本にはそのような音が無いのか、また平たい意味で技術的な面でも様々な悩みを抱えていました。
その時とある先生の実践されている奏法に出会い、それまでの考えが一変に変わることとなりました。 思うような音が出せない、また技術面の問題で音楽が自由にならない、それは全て奏法の違いにあるということでした。それまでやってきたことが無駄だとは思いませんが、根本的にやり直さないとこの先は無いと感じ、思い切って留学をやめ、また1からピアノを習うという道に入りました。
それから10年近くが経過し、内外の様々な先生の仰ることと、自分自身の分析を合わせ、ようやく、このように弾けば…と道が見えてきたように感じています。
よく、○○奏法、○○流派という言葉を目にするものの、根底にはそれが流れていても一流の奏者は皆個性が確立し、自分の音、語り、歌を持っていると感じます。
大変お世話になったディーナ・ヨッフェ先生やパーヴェル・ネルセシアン先生は、ロシアに何か特別な奏法があるわけではない、音楽の為に当然のようにそれに向かうのが自然であると仰ったのをいつも思い出します。
自然に、自由にピアノで表現することができる喜びを皆さんと共に探し共有して行きたいと考えています。


     

 

Profile Concert Lesson Photo Contact
2013 © Copyrights. All rights reserved. Kohei Koizumi   designed by conmoto.jp