Knopf History
- 2012/01/28 13:21
- Category: Germany::Knopf
1852年:Christian Heinrich Knopf(1831~1914)は、フォクトランド地方のマルクノイキルヒェンでC.A. ヴンダーリヒ(フォクトランド、ジーベンブルンの楽器商)のための楽器製造を始める。
1893年1月からChristian Heinrich Knopfの息子、Heinrich August Knopf (1865~1947)が、【August Knopf】銘で楽器製作を開始。Heinrich August Knopfは、現在世界のダブル・ホルンの主流となった「Knopf Mode」の考案者。
1914年:Christian Heinrich Knopf死去。二人の息子Herbert Fritz Knopf (1894~1969)とKrut Knopf(1900~1945)が【August Knopf】を継承。
1919年:Herbert Fritz Knopf(Heinrich August Knopfの長男)は独立して【H.F.Knopf】工房を開く。
1926年:【August Knopf】はKrut Knopf(Heinrich August Knopfの次男)が継ぐ。
1928年:【August Knopf】Krut KnopfにEdger Knopfが生まれる。
1929年:セミダブル・ホルン"August Knopf Model"でもパテントを取得し、パテントナンバー「099255」を得ている。
1929年:【H.F.Knopf】Herbert Fritz KnopfにJohannes Knopfが生まれる。
1933年:Herbert Fritz Knopfマイスター資格取得。
1936年:Kurt Knopfはマイスター資格を取得。
1936年:【H.F.Knopf】ダブルワグナーチューバの特許取得。
1945年:【August Knopf】Kurt Knopfは第2時世界大戦で行方不明。
1947年:【August Knopf】の創業者Heinrich August Knopf 死去
1948年:【H.F.Knopf】ベアリングジョイントを考案。
1949年:東西ドイツ分裂。
【H.F.Knopf】はHerbert Fritz Knopfの長男Wernerが東西分裂時に西側にいたため、次男Johannes Knopf(1929-1981)が継ぐ。【H.F.Knopf】は政府にあまり協力的ではなかったため、材料の供給も制限され、プロのための楽器を作ることを禁止された上に、"August Knopf Model"のパテントまで剥奪された。
1953年:【August Knopf】Kurt Knopfの長男Edger Knopf(1928年-)がマイスター資格を取得し、楽器製作を再会。
【H.F.Knopf】Johannes Knopfマイスター資格取得。
1959年:【H.F.Knopf】Johannes KnopfにChristian Knopfが生まれる。
1969年:【H.F.Knopf】Herbert Fritz Knopf死去
1970年:3月7日、Johannes Knopf "Anerkannter Kunsthandwerker"
1976年:東ドイツ政府より使用禁止になっていた【August Knopf】銘の使用許可を得る。
1976年:1月7日、Edger Knopf "Anerkannter Kunsthandwerker"
1981年:【H.F.Knopf】Johannes Knopf の死去によってChristian Knopf(1959年-)に工房が引き継がれました。
1984年:【H.F.Knopf】Christian Knopfがマイスター資格を取得。
1988年:【H.F.Knopf】Christian KnopfがAnerkannter Kunsthandwerkerを得る
1990年:東西ドイツ統一
1997年:【August Knopf】はEdger Knopfの定年を迎える。
1998年:【August Knopf】は【H.F.Knopf】に統合される。
現在、Christian Knopfとその息子Alexander Knopfにより伝統は継承されている。